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執筆者の写真aya mishima

劇的に練習がはかどる!練習日誌のつけ方

更新日:7月16日

こんにちは。

みしまバイオリン教室の講師、三島彩です。

毎日の練習、どんなふうに進めていますか?

私は練習計画を書き出したり、1日の練習を振り返る練習日誌をつけています。

そうすることで、文字通り計画的に練習が進んでいくので、決められた時間内で集中して取り組めるようになり以前より短時間で練習が捗ったり、日誌では良かったところや改善点を書くので、客観的に自分の音を聴けるようになり、より考えながら練習できるようになりました。


学校やお仕事など毎日忙しい中での練習時間の確保ってなかなか大変ですよね。

今回は、限られた時間の中で効率よく練習する一つの提案として、練習日誌のつけ方をお伝えしていきます。



①一週間の練習内容をリストアップする

まずはおおまかに、一週間に練習する内容を書き出します。例えば次のレッスンまでの課題(スケールや練習曲、曲目)など。

私は日付と練習内容、練習できた項目をチェックできるようにした、リストアップ表に書き出しています。

ペーパーレスの世の中、私はipadでgood notesというアプリを使っています。

この表はテンプレートとしてアプリ内に入っていたものに何点か書き加えて作成しました。

もちろん紙でも!練習日誌用のノートを作ると良いと思います。



②一日のスケジュールを書き出し、どこで練習時間を確保できるか把握する。

前日や朝行動する前の時間に、その日一日のスケジュールを書き出していきます。

何時から何時まで、何時間練習できるのか把握します。

例は、学校から帰宅後の夕ごはんの前後で3時間練習できるようです。


もし平日は決まったスケジュールで生活している、という場合は土日だけ書く、曜日毎に書き出しておくなどしても良いと思います。



③①の一週間の練習項目から、練習時間に当てはめていく。



ここでは、練習内容を少し詳しく書き出します。

どこを重点的に、または何を目的に練習するのか、その日の目標を定めます。

例えば、曲だったら曲目だけ書くのではなくて、今日重点的に練習する場所("冒頭から30小節目まで"など)を決めて書く。

また、譜読みを最後までする、通す練習、暗譜の練習、など目的を決めて書き込むのもいいと思います。


短い時間しか練習時間が取れない時って、どこを練習して良いかわからなくなり、あれもこれもと手をつけてしまい、結局身になる練習にならなかった…ということになりやすいですよね。

だから計画の段階で「これをする」と決めておくことがはかどる練習につながっていきます。


計画の立て方のコツは、一週間の項目を全て詰め込もうとせず、余裕のある計画を立てることです。

30分もしくは1時間を一コマとして、一コマ一項目くらいにすると良いと思います。



④一日の練習を振り返り日誌をつける

その日一日の練習を振り返って、下画像のように練習内容ごとに良かった点や気付き、改善点を書きましょう。

私はこれを書くようになってから、練習しながら、ここが良くなったな、逆にどうしたらこの部分を改善できるようになるだろう、と以前よりももっと考えながら練習できるようになりました。

また、その日に克服できなかった改善点は次の日の練習の課題にもなり、目的や目標を持って練習に挑めます。

それに付け加えて、明日の練習ポイントも書いてみましょう。ここでは改善点とは別に、新たな練習メニューを書き出したりしてみましょう。


いかがでしたでしょうか。バイオリン、楽器の練習に限らず、学習にも同じ方法が使えそうですね。

面倒に思える作業ですが、練習の質がぐっと上がると思います。

一度試してみて、それぞれ自分にあった書き方にアレンジしてみたりするのも◎

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